14Jan
脂肪を分解させ,お肌の新陳代謝を促す成長ホルモンは、主に睡眠中に分泌されます。
これは比較的知られている事実です。
寝不足で肌が荒れた、というのはよく聞く話です。
であれば、とにかく寝さえすれば美容もダイエットも一気に問題解決、となりそうですが、これはもちろん間違った認識です。
どこが間違っているか。
まずひとつには、寝ている時の成長ホルモンの役割はこれだけではないということです。
もしも寝しなに食べたものが胃に残っていれば、睡眠中の身体はまずこの消化に必死になります。
必死に消化し、必死に消化した栄養分を『脂肪』に蓄えてしまいます。
挙句の果てに睡眠時間が少ないと、身体はこの作業だけで終わってしまいます。
つまり、「食べてすぐ寝たら太る」の典型的パターンになります。
あまりにも有名すぎるこの言葉、ちゃんと科学的に根拠があります。
寝ている時のカロリーを効率的にダイエットに使うためには、まず消化という工程が終わっていることが前提です。
そこからようやくダイエットや新陳代謝に有効なカロリー消費が始まります。
就寝前は、少なくとも3時間前には食事を終わらせましょう。
また、肉や油ものの様な消化に時間のかかる料理を避け、野菜中心の腹8分目の食事が理想です。
この成長ホルモンが活発になる時間帯というものもあります。
大体22時から夜中の3時くらいまでの間です。
胃の中がほぼ消化された状態でこの時間にぐっすりと寝ていれば、ダイエットや美容に効果的なホルモンの働きを期待できます。
逆に寝不足では、空腹中枢に働きかけるホルモンよりも、満腹中枢に働きかけるホルモンの分泌量が減るため、日中の食事制限がきつくなります。
寝る前のスマホを操作するのも体内時計の働きを乱してしまうため、寝つきを悪くします。
美容と健康、はてはダイエットまで、不規則な生活習慣が原因となってるパターンは意外と多いものです。
今一度ご自身の生活リズム、見直してみるといいですよ。
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